2016.07.18 Monday 14:26

東京都知事にできること

 都知事選挙が始まった。参議院選挙の最中からのドタバタ劇で、各候補とも政策については準備不足で、議論はなかなか深まらないだろう。ここでは、候補者の政治理念や哲学も重要な判断材料となる。予算が必要な政策は付け焼刃で議論することはできない。しかし、東京をどんな社会にするかという理念については、すぐに論戦ができる。
 私が憂慮しているのは、石原都政以来、東京の公立学校に対する管理、統制が強まり、現場の先生方が息苦しい思いをしながら、教育に当たっていることである。学校では、子どもと向き合うことよりも、上から降りてくる様々な指示に従い、教案や書類を書くことに先生方が忙殺されているという話をしょっちゅう聞く。
教育予算を増やすことも必要だが、学校に自由を取り戻すことには予算なしでもできる。特に、教育委員会の人事を刷新し、権力者の顔色をうかがう官僚主義者を教育の世界から一掃することは知事のリーダーシップで可能なはずである。
 もう1つは差別の禁止、人権の尊重である。今回の選挙戦を、ヘイトスピーチをまき散らす機会に利用している不埒な人物も立候補している。これも知事のイニシアティブで解決できるはずである。
 民主主義と人間の尊厳について、各候補は信念と理念を語ってほしい。

東京新聞7月17日

Comment:
2016/07/31 9:10 PM, 名乗るのも辛い浮世 wrote:
大きなメディアの橋下世代は橋下的なるモノの支持者って本当かもしれない.....
http://lite-ra.com/2016/07/post-2458.html

...2005年8月、テレビが映した「刺客」として東京に転出する際の支持者とのお別れのあいさつの場面は伊丹市(陸上自衛隊、三菱電機、住友電工...)の男性ばかりの事務所だったので、女性の市民運動が活発な宝塚では評判が悪かったんだろうな、と思った私がひねくれ者なんでしょうが...

東京都の人って、過去の言動を全然気にしないんですねぇ。
それとも未来志向で「初の女性都知事」が公約を守るように監視する自信に満ちた「ふわっとした民意」が存在するのでしょうか?



2016/08/21 3:11 PM, 名乗るのも辛い浮世 wrote:
オリンピック関連でこんな記事
http://www.imishin.jp/peter-norman/
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